日経平均3万円乗せ、ドル円は137円台乗せ
日経平均がついに
3万円の大台を回復した。
バフェット氏が来日し、
日本株への積極投資を表明して以来、
外国勢が猛烈に日本株買いを始めた。
まさに、バフェット効果である。
しかし、その背景にあるのは、
日銀による積極的な金融緩和が
続いていることである。
バフェット氏の投資も全て社債発行による
借り入れで行われている。それでも
これまで上昇してこなかったのは、
根本にあるデフレ状況が
変わらなかったからであろう。
今回、賃金が上昇し、
消費者も高い物価を受け入れ始めたのは、
大きな変化だろう。
だが、同時に、これは円安をもたらし、
インフレが加速するリスクも
はらんでいる。日銀の舵取りが
難しくなってきそうだ。
ドル円は押し目買い方針で行きたい。
債務上限問題は、
あまり重要視しなくてよいのだろう。