オセアニア通貨の突然の調整
昨日、ニュージーランドが住宅価格高騰を抑える措置を発表、
その後ニュージーランドドルは大きな調整を迎えました。
ニュース発表時点のレートはおよそ0.7180でしたが、
本日0.6966まで下落、
214ポイント、2.98%という大きな下落となりました。
住宅価格抑制措置はニュージーランドが採ったものであり、
オーストラリアには関係のない話ですが、
原油価格の急落も影響したのでしょうか、
途中からは豪ドルの下落に拍車がかかり、
豪ドルは0.7745から0.7583と
162ポイント、2.0%も下落しました。
住宅価格が抑制されるとは言え、
ここまで下落するとは驚きです。
ここまで過剰反応を呼んだ本質的な理由があるはずです。
やはり、本格的な調整局面が始まったのかもしれません。
原油価格の急落は、
欧州のロックダウンの影響もありますが、
2021年見込まれているほど景気は回復しないという
警告なのかもしれません。
引き続き、オセアニア通貨の動向には注意でしょう。