ビルロワドガロー発言にユーロ下落
ビルロワドガロー仏中銀総裁発言に、
ユーロが下落した。
「インフレ率は、2024年末には
2%程度まで低下する見通し」
「インフレは今がピーク」
ユーロ円が昨年高値148.40円を超えて
ストップロスが出たあとだけに、
発言内容は重大ではないが、
少し効果があったのかもしれない。
米ファーストリパブリック銀行の
決算において、預金流出額が
予想以上に大きかったことも
リスクオフ的な動きを
加速したかもしれない。
プレマーケットにおいて
20%安となっている。
しかし、いずれにしても
決定的な内容とまでは言えない。
ECBは5月及び6月にも
利上げを続ける。FOMCでも
0.25%利上げは決定的だ。
日銀がどう動くのかは
読めないところはあるが、植田新総裁の
会見を聞く限りにおいては、
動くようには見えない。