円安進行
先週金曜日は、
予想以上に悪い小売売上高に
132.10円前後まで下落したが、
その後、怒涛の買い戻しに、
133円台後半で引けることになった。
通常であれば、少し小緩むところだが、
その後もドル円は堅調で、
134円台に乗せている。
今後のスケジュールを考えると、
4月28日に日銀政策決定会合があり、
5月3日にFOMCがある。
米政策金利引き上げは最後で、
日銀は今後引き締め方向ということで、
ドル円に下げ余地が
あるという考え方が多い。
しかし、日本は
YCCをいじることはあっても、
利上げに踏み切ることは相当先なので、
だんだん円高の限界が見えてきた感じだ。
米国のみならず、欧州も利上げする。
結局利上げできないのは日本だけである。
利上げがさらに進む欧州通貨を買って、
円を売るというのも良いかもしれない。