本日はPPI
昨日のCPIは、
対前月比、対前年比ともに、
0.1%市場予想を下回ったことで、
ドル売りとなった。
5時間半後に発表されたFOMC議事要旨は、
銀行破綻の直後であったこともあり、
景気減速への懸念が色濃く出た内容で、
それもドル売り材料とされた。
しかしながら、ドルは
他の多くの通貨(特にスイスフラン)
に対して下落したものの、
ドル円はあまり下落しなかった。
結果的に、クロス円の上昇となっている。
本日はPPIが注目されるが、
CPIのあとだけにインパクトは薄い。
CPIでも分かる通り、
エネルギー価格はもはや問題ではない。
その意味では、
ドル売り材料になりそうな数字が
出てきそうだが、値動きも限定的だろう。
ユーロドルが
前回高値1.1032を超えてきたら、
もう一弾上昇しそうだ。もし仮に、
ユーロドルが下落する局面があったら、
将来の1.1032超えを期待して、
ユーロドルを買っても良いかもしれない。