FOMC前の調整局面
本日27時にFOMCの結果が発表され、
27時半より、パウエル議長による
会見が行われる。
3月8日に行われた議会証言における
パウエル議長発言から、
0.5%の利上げも織り込まれていたが、
シリコンバレー銀行やシグネチャー銀行の
破綻に見舞われたため、
今回は、0.25%の利上げ、
もしくは、政策変更なしとなりそう。
0.25%利上げの場合は、
声明文や会見はハト派的になり、
バランスをとるだろう。
反対に政策変更がなかった場合、
声明文では
インフレへの警戒を強く滲ませ、
バランスを取ることになるだろう。
それよりも、
金融不安を踏まえた上で、
どういう会見内容になるのか、
インフレ率、GDP、失業率といった
経済指標の見通しが
どのように変化するのか、
ドットプロットは下方シフトするのか、
そういった細かいところを
注視すべきだろう。
今後、大幅な引き締めは考え難いため、
ドルには下落リスクがあるように思われる。