新日銀総裁人事と、米CPI
新日銀総裁に内定している植田氏だが、
「現在の金融政策は適切」と言い切った。
サマーズ氏が「日本のバーナンキ」と
紹介していることもあり、
海外市場では金融緩和派と
レッテルが貼られたのであろうか。
本日だけで、ドル円は金曜日の引け
131.40円前後から
132.76円へと上昇している。
明日火曜日に米CPIが発表される。
市場予想は少し高めになってきている。
前年同月比+6.2%、対前月比+0.5%だ。
CPIコアに関しては、
対前年同月比+5.5%、対前月比+0.4%。
これまで、発表の度毎に
ドルは大きく下落していたが、
今回、もし予想を上回ったら、
ドルは2円ぐらい上昇するかもしれない
(反対に、CPIが低下していたら、
ドルは売られるだろう)。
植田氏の国会提示は明日14日、
そして所信聴取が衆議院24日、
参議院27もしくは28日となっている。
それまでは、金融緩和派としての
植田氏を前提に円売りなのだろうか??