東京都区部CPI4.4%にドル円下落
東京都区部CPIが+4.4%、
コアの数字も+4.3%と予想を上回り、
着実に上昇するCPIに為替市場は反応し
ドル円は129.50円前後まで急落した。
しかし、その後は伸び悩み、
欧州入り口では130.27円前後まで
反発する局面もあった。
一方、昨日の米GDPでは、
予想を上回る2.9%と
リセッション懸念を払拭している。
新規失業保険申請件数も
18万人と低下しており、
失業率が上昇する状況には
まだ時間がかかりそうだ。
為替市場は海外勢中心に
ドル安にかける人が多く見られるが、
米経済が急減速するというシナリオより、
リセッションは回避されるも
インフレも沈静化するという、
良いとこ取りのような未来となりそうだ。
ドル円はレンジ、対欧州通貨等では
ドル安という流れが続きそう。