週末前のポジション調整相場
目まぐるしく動いた今週の為替相場だが、
127.50円以下が固く、
週末前のショートカバーとなっている。
特別な材料が見当たらないが、
日銀の政策変更も当面ないことから、
ドル円のショートポジションも
煽りを喰らっている感じだ。
日銀の政策変更に賭けてもよいが、
次は誰が日銀総裁になるかだ。
黒田総裁に近かった雨宮氏となれば、
ドル円は堅調だろうが、
下馬評に上がっていた山口氏であれば、
ドル円の政策変更の期待から、
崩れやすくなる。
日銀政策決定会合の値動きで
上値が重い印象だが、マーケットが
ドル円ショートであることに
変わりはないので、
意外にもショートカバーで
上がるところもあるのかもしれない。