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CPI結果と、本日のFOMC

米11月消費者物価指数は
対前月比が+0.1%(予想+0.3%)、
対前年比が+7.1%(予想+7.3%)と
予想を下回り、ドルが売られた。

ドル円は発表前の137円台前半から、
瞬時に135円代前半へと2円下落し、
安値134.65円を示した。

本日はFOMCがポイントだが、
0.5%の利上げは織り込み済み。
ドットプロットとパウエル議長会見が焦点。
株価が上昇し、金融状況は緩和的だ。

この状況に対し、議長が警告するのか、
それとも穏当に見逃すのかが
ポイントとなろう。

これまで引き締め不足で
インフレが長引くより、
過剰に引き締めてインフレを
早期に退治することが
重要と考えられてきた。

それを貫くことができるのかが、
本日の焦点となりそうだが、
一部委員が過剰な引き締めに対して
警戒感を強めており、その意味では、
パウエル議長はタカ派方向に
振り切れない可能性が高い。