調整相場継続
米中間選挙の動向に、
為替市場も反応しているようだ。
当初は、共和党が躍進するとの
見方が多かったので、ドル売りが進んだ。
共和党の政策は、民主党よりも
「小さな政府」志向であるし、
大統領と議会が別の政党であれば、
容易に経済対策等ができないからだ。
ところが、選挙開票中盤以降から、
民主党が予想以上に
健闘していることが伝えられ、
ドル円はショートカバーで上昇した。
選挙結果が確定するまで
時間がかかりそうだが、
上院はおそらく民主党が
コントロールすることになりそうだ。
そうなると、それを材料に
ドル円を買うプレーヤーも出てくるだろう。
結局は調整相場。
年末が目前に迫り、利益確定をしたい人が
増えているのだろう。その深さが問題で、
もっと深く下がりそうにも見えるが、
ドル円には何処かで
しっかりとした買いがもどってくるだろう。