FOMCを受けて、米金利上昇、ドル上昇
当初の声明文では、
今後の引き締め幅を
緩めていく主旨の文言が入ったが、
会見におけるパウエル議長は
極めてタカ派であり、
利上げ終了時の金利水準は
「より高く」と表現したことで、
米金利は全体的に上昇、
株式市場は下落、ドルは上昇した。
この数日、ハト派的なFOMCを想定し、
米金利は4%を割り込んでいたが、
現状は4.2%台となっており、
これではドルは落ちない。
ドルの天井、株価の底入れを
想定していた人達には
失望的な内容だったであろう。
本日、英中銀が政策金利引き締めに動くが
市場予想は0.75%の利上げ。
これが1%だったら、
英ポンドは上昇するが、
0.5%と弱気に走ると、
再度、英ポンド売り相場が始まる。
明日の米雇用統計も、
おそらく堅調な結果となるだろう。
JOLTSの数字が悪くはなかった。
ドルの押し目買い相場が目先続きそうだ。