中国への半導体規制により、株式市場急落
週末に中国への半導体輸出規制のニュースがあり、
日本株を含めアジア株が急落し、
為替市場では中国経済への懸念から
豪ドルやアジア通貨が軟調に推移した。
昨日のブレイナード米FRB副議長発言は、
インフレに対する懸念を表明しつつも、
利上げによるシステミック・リスクにも言及し、
金融当局者間にも過度な利上げによる
景気後退懸念があることを示した。
こうしたことから、ドルが一方的に
これ以上強くなることの副作用が懸念されており、
何らかのアクションが当局者から出てくるかもしれない。
今度のG20でそうしたことが話し合われる可能性もある。
基本的にドル高相場だが、
一定の歯止めがかかった可能性があり、
特にドル円は介入懸念もあるので、
上値を追いかける形でのドル買いは危険だろう。
むしろ戻り売りにチャンスがあるかもしれない。