ドル調整局面も、もうすぐ終了か
ドル円は上がったり下がったりするだけの
レンジマーケットだが、ユーロドル等は
9月28日を底にして急反発している。
事情は他のマーケットも同じで、
米国株は急騰し、
米国債も買われて金利が急低下、
コモディティも買われている。
しかし、このドルの調整局面、
ユーロ高局面はどこまで続くのだろうか。
安値0.9535前後から、
460ポイント程上昇した。
パリティの手前で止まっているが、
さすがにパリティを超えて、
ズンズンと上がっていく相場でも
ないのではないか。そうであれば、
短期的にショートしたドルは
利食い場となりそうだ。
ドル円は、他の通貨ペアとは違う。
ひたすら押し目買いだが、
上値は介入警戒で抑えられる。
つまりレンジ取引となる。
継続的に円が上昇するという絵が
なかなか描けない。
本格的な金融危機にならない限り、
円高相場にはならないだろう。