豪、予想外の0.25％利上げ

豪中銀は本日
政策金利を引き上げたが、市場予想の
0.5％利上げに対し0.25％の利上げ。
ハト派的な決定だった。豪ドルドルは
0.6500前後から0.6450前後へと
軟化した。しかし、ユーロドル等が
上昇を開始すると豪ドルドルも
下げ止まり、今度は
0.6545前後へ上昇、そして今は再度
0.6500を割り込んでいる。

昨日ISM製造業の数字が
予想を下回ったことや、
クレディ・スイスの件もあり、
米金利が低下し、ユーロドルは
反転気味の動きになっている。
ポンドドルも堅調だ。

しかし、今は金利低下しているが、
これがいつまで続くのだろうか。

米金利低下にも限界が見えれば、
ユーロドルはまた下方向になる
可能性もある。金曜日の雇用統計が
注目される。雇用に陰りが見えると、
金利低下は進み、その時は、
対欧州通貨でドル安が進みそうだ。