トラス首相、減税案を撤回
トラス首相が、高額所得者減税を
撤回したことで、ポンドドルが急回復。
しかし、180ポイント程上昇したが、
完全に底入れという値動きとは言えなさそう。
ドル円は145円を突破し、一時145.30円まで急騰したが、
「介入?」と思わせるような動きで144.60円へと急落。
その後は堅調さを取り戻しているが、今後ももぐらたたきのような
「介入?」もしくは「介入もどき」が続くのだろうか。
そして、ユーロドルが先月月末前に上昇したが、
米金利上昇が一服するという思惑もあったのであろうか。
しかし、米金融当局が引き締めコースを変えるとも思われない。
長期債の金利上昇には限界があるだろうが、
短いところは、まだ上昇余地があると見たい。
本日は、ユーロドルの下落余地がどの程度あるのかに注目したい。