米小売売上高とFOMC議事要旨
米小売売上高と
FOMC議事要旨が焦点。
小売売上高の予想は
+0.1%としょぼい。
前月は+1.0%だった。
しかし、しょぼいからこそ、
サプライズがあるとすれば、
上方向かもしれない。
また、インフレで人々の
購買意欲は低下している。
よって、低い数字だとしても、
マーケットはあまり
失望しないかもしれない。
一方、FOMC議事要旨では、
このところのFRB当局者の
発言を聞けば、やはりややタカ派的な
内容になるように感じる。すくなくとも、
弱気な内容にはならないだろう。
そうであれば、発表と同時に
ドルが上昇し、米金利も
上昇することになるかもしれない。
実際、米金利は欧州市場で
既に上昇している。
タカ派的な内容を期待しているのだ。
ドルはだんだんしっかりしてきた。
特に米国に買い材料は無いが、
円売り材料は満載だ。貿易赤字は
7月1.5兆円ほどと結構な金額だ。
黒字に転換する目処がたたない。
円下落はファンダメンタルズなのだ。