ドルは調整局面入りか
非情に強い雇用統計の後、
インフレがピークアウトしたことを示す
CPI指標が出た。
どちらに重きを置くかで
相場観が変わってくるところ。
株式市場には、
良いコンビネーションだろう。
株は底入れ的動きとなっている。
金利マーケットにはミックスだが、
インフレ低下を重視するだろう。
では、為替マーケットはどうかというと、
ドルは目先調整だろうか。
インフレピークで
ドル売りに転じたいのだが、
ロシアからの圧力や、
景気後退懸念が強いことから、
ユーロは買い難い。
金利ゼロの円も買い難い。そうは言っても
何か買わなければならないので、
ユーロドルは目先堅調、
ドル円は頭の重い展開が続くのだろうか。
9月FOMCまでは時間がある。
一回でもポジティブなニュースが出れば、
ドルは急反発する環境だが、
目先は調整とみたい。