CPI次第だが、インフレはいずれ落ち着く
CPI待ちのマーケット。
重要な指標なので、数字に反応したい。
しかし、雇用の数字は良かったが、
企業行動には変化が見られる。
NVIDIAを始め、チップメーカーの
業績が良くない。
IT機器の売り上げが鈍っているようだ。
雇用より、人員整理に
動くところも出てきている。
先行きの景気に敏感なところは、
やがて来る景気後退に備え始めている。
その意味では、米長期金利が
なかなか上がらないのも、それを見越す
投資家が増えているからだろう。
景気後退は確実にやってくる。
CPIが強い数字であれば
ドル円は上昇するだろうが、
140円を目指す相場が
すぐにあるかというと、
難しいかもしれない。
むしろ、上値ではショートも
考慮すべきかもしれない。
目先の数字に惑わされないようにしたい。