ISM非製造業56.7と市場予想を上回る
昨日の海外市場では、
ISM非製造業景況指数が
予想53.5を上回る56.7となり、
ドルが大きく買い戻された。
しかし、引けにかけては
米長期金利が2.7%前後へと
急低下したこともあり、
高値134.55円前後から
緩むこととなった。
明日は米雇用統計。
一時、それほど注目を
浴びなくなったが、
雇用コストの上昇が
インフレの大きな要因の
一つとなっており、
今回は重要だろう。
その意味では、雇用統計前の
ポジション調整というのも
本格的になりうる。
ユーロドルのマーケットは
おそらく少しショート。
ドル円は短期筋の
ショートが残っているが
長期プレーヤーの
ロングも残っている。
ドル円は軽く底入れした感じも
あるので、じり高だろうか。
しかし、135円を超えるのは難しいだろう。
英中銀の政策決定会合も大きな焦点。
豪中銀の利上げは、
全く材料にならなかったが、
英中銀もそうなる可能性がある。
利上げでポンドが
少し上がることがあっても、
大きくジャンプすることはないだろう。