7月IFO景況感指数悪化だが、懸念されるほど下落せず
独7月IFO指数が発表された。
景況感指数は88.6と
予想90.2を下回り、
現況指数も97.7と
予想98.0を下回った。
期待指数も80.3に低下した
(予想83.0)。
しかし、ZEWや先週発表された
PMIの数字ほどひどいものではなく、
安堵感もあり、ユーロドルは若干反発した。
ロシアが
「ノルドストリーム1で
可能な限りのガスを供給する」
「欧州向けガス供給の遮断に興味はない」
と、天然ガス供給を続ける
意思を見せたことも、
ユーロを反発させている。
とはいえ、欧州が景気後退に
向かっているのは否定し難く、
ロシアの発言を額面通りに
受け取るわけにもいかない。
ユーロドルは戻り売り局面が続きそうだ。
一方ドル円は、本日5・10日にて、
東京仲値に向けてドル円は反発したが、
136.67円まで。少し反発しているが、
こちらも137円台に乗せて
上昇する雰囲気もなく、戻り売りだろう。