黒田日銀総裁「必要とあれば躊躇なく追加緩和」

予想された通り、
参議院選挙において
与党自由民主党と
公明党は優に過半数を超える
圧勝となりました。
海外勢が一部ロングポジションを
落としていたこともあり、
本日の東京市場では、
買い優勢で137.28円を示現。

黒田総裁が
「金融・為替市場の動向や
日本経済・物価への影響は
十分注視する必要がある」
と述べつつも、
「必要があれば躊躇なく
追加緩和を実施する」
と発言したことが、
ドル円の上昇を支えました。

先週金曜日、
米雇用統計は
良好な内容でしたが、
週末とあってドルは
利食い売りに
押されて引けました。
ユーロドルも
1.0072前後まで
下げましたが、
引けは1.02近辺まで
押し上げられました。
しかし、本日下落トレンドを
再開したかのような
動きになっています。

今週は、水曜日の
米消費者物価指数に
注目が集まるでしょう。
コモディティ価格等が
調整しましたが、
こうした動きは米CPIに
反映されるのは来月の
7月消費者物価指数以降と
なるでしょう。
よって、やや強めの
数字が想定されています。

ドル円は上昇トレンドを
再開でしょう。押し目買いを
続けたいところです。