米個人投資家の反乱も収束か

ゲームストック株急騰を始め、
空売り比率の高い銘柄を狙った相場持ち上げは、
ロビンフッド等の米オンライン証券会社が売買制限を設けたため、
今後下火になりそうだ。
買う手段が奪われたとなると、
ゲームストップ株は元の値段にゆっくりと戻って行くことになりそう。

ロング・ショートファンドの換金売りへの不安から
下げていた米国株は反発した。
これが本格反騰のスタートになるかどうか、
それはわからないが、少なくとも止血されただろう。
3月には次の給付金がやってくるかもしれない。
下がったところは米国株を買っておきたい。

米国株は依然として割高と思われるが、
根幹にあるのは米金融政策が極めて緩和的だということだ。
パウエル議長の発言を聞く限りでは、
この方針が大きく変わることはなさそうだ。
そうであれば、暴落に震えるより、
押し目は積極的に買った方が功を奏するだろう。