材料難の中、月末リバランスが大きな影響を与えそう。
このところ、
米金利の上下動が激しく、
基本的にはそれに沿った格好で
上下してきたのがドル円だ。
ドル円を読むには、
米長期金利の動向を
読むのとほぼ同義になっている。
米10年金利は
3.5%一歩手前まで上昇後、
3.03%と、3.00%目前まで
急低下したがあまりに激しい。
リセッション懸念が
強まっているとは言え、
過去見ないほど大幅に
インフレ率が
上昇している状況下では、
政策金利は淡々と
上げていかなくてはならない。
そうであるなら、3.00%を
割り込んで大幅に
金利低下するようには見えない。
ドル円の仲値決済は
ドル売りサイドの方が
強まっているが、
それが一巡すれば、
やはりドル買いが入ってくる。
今週は月末リバランスも
控えていることから、
あまり決め打ちしないほうが良さそうだ。