FRB0.75%利上げ観測で、ドル上昇
WSJ紙、ニック・ティミラオス氏が明日のFOMCにおいて
0.75%利上げありうると報じ、米金利が急騰している。
これに加えて、日本では黒田総裁の発言変更以来、
政策が変更されるリスクが意識され、国債の買いオペが増額された。
この両者があいまって、ドル円はしっかりとした展開となっている。
明日のFOMCは、おそらくタカ派的な内容になるので
(ハト派に振る余裕は、パウエル氏にはない)、ドルは堅調だろう。
ポンドは、EUとの北アイルランドを巡る交渉が山場を迎え、
対立が激しくなり、バイデン政権が介入する事態になっている。
ポンドも悪い形になっている。円も売られ、ポンドも売られ、
リスクオフから豪ドルやNZドルも売られ、買われるのはドルだけ。
そういう相場なのだろう。