黒田日銀総裁「円安はマイナス」と発言修正
黒田日銀総裁は、本日の国会答弁の中で、
ついに「急激な円安は日本経済にはマイナス」と
これまで「トータルで見れば日本経済にはプラス」と
言っていた表現を訂正した。
135円を付けて、2002年の高値135.15円も突破し
135.19円を示現し達成感もあることから、
ロンドン市場では円の買い戻しが入っている。
しかしこれで、これまでの円安相場が終わると
見る人は少ないだろう。
円安に対する見方は変えたが、
超金融緩和政策を変えたわけではない。
政策の変更に付いては、総裁は何一つ言及していない。
よって、少し戻したとしても、
再び135円をテストすることになるだろう。
政策の変更がなければ、円安は終わらない。