FOMCを前にドル堅調
本日のFOMCが注目。
声明文の内容に変更があるとは想定できない。
これまでの通り、超緩和的状態を続けるという主旨になるだろう。
しかし、米国株の一部でバブル的な動きが顕著となり、
このまま超緩和的政策を取り続けるとリスクも当然有る。
パウエル議長の心のなかに、
少しでもこのような考えがあるとすれば、
マーケットはそこを突いて来るだろう。
現状、少しドルが堅調なのは、
パウエル議長の講演に
少しそうした要素が入ってくるからだろうか。
一方、ワクチンの接種が早い国と遅い国で、
ファンダメンタルズ格差が語られるようになってきた。
主要国の中では、一番進んでいるのは英国と米国だ。
コロナで最も苦しんだ地域とも言えるが、
ワクチン接種のはやい米国と英国が
恩恵を受ける展開もありうるかもしれない。