中国リスクが意識され、リスクオフ
上海のみならず、
北京もロックダウンの可能性がでてきたことや、
先週始まった人民元安に対し、
当局が特に強い対抗措置も取らなかったことから、
本日の人民元は
対ドルで節目の6.50を突破し、6.60前後に達した。
人民元の高値6.31前後から見ると、
約5%人民元は安くなっている。
上海株も本日は5%下落。香港は3.7%下落した。
為替市場では
豪ドルが売りの対象となり100ポイント以上下落、
今月高値0.7660前後から
500ポイント以上短期間のうちに下落、
豪ドル円も影響で高値95.74円から4円以上下落している。
ドル円は今朝方こそ円売りが積極的に出ていたが、
人民元の下落が加速すると
リスクオフの円買いとなり、128円割れとなっている。
中国リスクは
これまでマーケットが大きく意識していなかっただけに対処が難しい。
月末ということもあり、思わぬ円高もあるかもしれない。