ウクライナ情勢懸念もあり、ユーロ円に利食い売り
先週金曜日に発表された
米雇用統計は非常に強いものであった。
木曜日にECBは金融政策の方向性を転換、
米経済が強いとなると、
金融政策で取り残される日本の円は
弱くなるとの連想は働きそうだ。
そのためユーロ円は急騰したのだが、
サリバン米大統領補佐官が今朝方米ABCテレビに出演し
「プーチン大統領がウクライナ攻撃を命じることは十分ありえる」と発言し、
ウクライナ情勢への懸念から
ユーロ円には利食い売りが入っている。
高値132.10円前後から、現状131.35円前後となっている。
同様にユーロドルは
高値1.1465前後から、現状1.1415前後まで軟化。
ロシアが何時ウクライナに侵攻するか、
それはプーチン大統領しかわからないことであり、
北京オリンピック開催中は
流石にないだろうとの見方も強い。
雇用統計時にドル円は
高値をつけるという「ジンクス」もあり、
目先ドル円は安値を模索しそう。
だが、下げにも限界があるので、
114円台前半では押し目買いを狙いたい。