明日の日銀政策決定会合に注目
この2~3年、
日銀政策決定会合は見るべきものがなかったが、
今回は久しぶりの注目となる。
ロイターが日銀利上げの可能性について
言及した観測記事を流したからだ。
ロイターの記者、それから取材源となった当事者が
どのような考えなのか理解できないが、
客観的に見れば、
日銀の利上げはかなり遠い未来の話になる。
為替の円安を抑えようとした岸田政権の周辺が、
何らかのリークをした可能性が高い。
90%以上の確率で、
黒田総裁は金融引き締めについて笑い飛ばすだろう。
その瞬間、ドル円は買われることになる。
10%未満の確率だが、もしかすると本当に、
輸入物価上昇等を理由に、
円安牽制の含みぐらいはもたせるかもしれない。
ドル円が再度115円台に乗せてくると、
また円安を試す展開になるだろう。
その一方、112.50円を割り込めば、
天井形成の可能性が出てくる。