米消費者物価指数が焦点
22時30分に米消費者物価指数が発表される。
市場予想は、前年比でついに7%。
対前月比では0.4%だ。
コア指数は対前年比5.4%、対前月比0.5%。
昨日のパウエル議長議会証言は、
予想以上にハト派的だった。
もちろん、インフレに対処するとしっかり発言してるが、
バランスシート圧縮に関して「今年後半」と
市場予想である7月よりもあとにしたために、
過度な引き締めペースへの懸念が後退した。
その結果、ドルは対ユーロでも、対カナダドルでも下落した。
しかし、米国が利上げしていくのは規定路線だ。
3,6,9,12月と着実に4回は利上げするだろう。
もしかすると、それ以上になるかもしれない。
そうなれば、現実を踏まえて、ドルも上昇するだろう。
ドル円は120円方向に行く局面が今年はあるはずだ。
今のドル下落はドル買いのチャンスと言えるだろう。