株価急落に典型的なリスクオフの展開
昨日のFOMC議事要旨が
比較的タカ派的な内容だったので、米国株が急落、
アジア時間に入って日経が-2.88%、844円安と急落したために
典型的なリスクオフ状況が為替市場では起こっている。
しかし、FOMC議事要旨は確かにタカ派的だったが、
量的縮小も前回よりも早いタイミングで行われるであろうことは、
わかっていた人も多いだろう。
そこまで議事要旨の内容より、
その内容に過剰に驚いていることの方が驚きとも言える。
リスクオフなので、
豪ドル円をマーケットは売り込んだが、
ドル円はかつてのように下がらないだろう。
そうなると、ロンドンやNY時間になると
ショートカバーが気になるところだ。
盲目的にリスクオフに付いていくのではなく、
豪ドルドルを売るにしても待って売りたいし、
ドル円はむしろ押し目買いの好機かもしれない。