中国恒大集団「部分的債務不履行」
流れは「リスクオン」的状況。
よって、スタンスはドル円やクロス円を押し目買いだろう。
ただ、昨日までの上昇がかなりのペースであり、
少し時間調整が必要か。
クロス円のさらなる上昇を見越したい。
一方、中国恒大集団が部分的に
デフォルトとフィッチにより認定された。
これにより、他のドル建て債務も満期を迎えたことになる。
中国当局が処理にあたり、
秩序だって処理されるものと想定されるが、
海外の投資家は資金が戻ってこない可能性の方が高いだろう。
海外2兆円、中国国内で数十兆円の資金が消えることになるが、
ヘアカット率しだいか。
もしかすると、損失を被ったプレーヤーからの換金売りが
突然入る可能性には注意だろう。
基本的には、中国の外のマーケットへの影響は
限定的と想定している。