投資家がさらなる利下げを予想し、トルコリラは7日連続の下落。カナダの年間インフレ率は18年ぶりの高水準に達しています。
リラは7日連続で下落し、
米ドルに対して1.3%低下、
月次では9%近くの下落率まで拡大しました。
新興市場で最もパフォーマンスの悪い通貨となっています。
エコノミストは、トルコ中央銀行が、
ベンチマークレートを100ベーシスポイント引き下げると予測しています。
もしそうであれば、国の実質利回りはマイナスの領域となるでしょう。
2か月前、政策立案者は、
インフレが加速しているにもかかわらず、
金利を300ベーシスポイント引き下げて16%にしました。
USDTRYは現在プレス時間、10.7778で取引されています。
カナダの年間インフレ率は10月に再び加速し、
2003年2月以来の高水準となっています。
この加速は、主にガソリンと住宅価格の急激な上昇によるものです。
インフレ率は予想に沿ったものの、4.7%に上昇しました。
カナダ銀行は先月、早ければ2022年4月に利上げが行われる可能性を示唆しています。
また、今年はインフレ率がさらに上昇し、
来年の大半を通じて目標を上回る可能性が高いと警告しました。