米ドルはわずかに反落しましたが、FRBがテーパリングを開始し、株式が堅調に推移した為すぐに回復しました。

連邦準備制度理事会（FRB）が、
新型コロナウイルスによる刺激策の政策転換を発表した後、
米ドルは水曜日に反落しました。
しかし、連邦準備制度理事会は依然として、
高インフレは一過性であり、
金利引き上げを必要としない可能性が高いとの考えを示しています。
これまで月1,200億ドルとしていた、
米国債と住宅ローン担保証券の毎月の資産購入額を
月計150億ドルずつ削減すると発表しましたが、
金利引き上げによる政策の「正常化」の次の段階を、
いつ開始できるかについてはほとんど示唆していませんでした。
ドルインデックスはFRBの声明後に軟化しましたが、
現在、約0.2％上昇して94.028で取引されています。

米連邦準備制度理事会が、
利上げを急いでいないことに投資家がより安心感を得たので、
発表後の木曜日に米国株は堅調に推移しました。
ナスダック先物は0.2％上昇し、
過去最高値を記録。
日本の日経平均株価も0.7％以上上昇し、
月次高値を更新しました。