磯崎官房副長官「為替の安定は非常に重要」
聞く力を売りにしている岸田政権だが、
早速為替相場に対して
「為替の安定は非常に重要で、引き続き市場動向を注視していく」
と磯崎官房副長官がコメントした。
同時に「足元の為替水準のコメントは控える」としたが、
まだ初期の段階であり、
下手に水準感を市場に与えないようにするための配慮だろう。
本日、ドル円は114.695円前後まで上昇したが、
輸出企業の売りに押されている。
一気に115円台に乗せるのは難しそう。
その意味では、いったん113円台前半程度まで
円の買い戻しがあっても良さそうに見える。
ここまでマーケットを牽引してきた
産油国通貨(ノルウェークローネ、カナダドル)
の上昇力にもやや陰りが見えており、
いったん調整があっても良さそうに見える。