米長期金利低下にドル下落
昨日は、米9月CPI、そしてFOMC議事要旨が発表された。
CPIは、ほぼ予想通りだったが、
内容的にはインフレの強さを印象づけるもの。
よって、最初のリアクションは長期金利上昇、
ドル上昇だったが、カウンターで米国債の買い、
ドル売りが入り、結局ドルは113.20円近辺まで下げて引けた。
ユーロドルは前日に1.1525前後まで下攻めしたが、
攻めあぐねてしまった。
米長期金利の低下にショートカバーで押し上げられている。
これが継続的な動きとなるかどうか、
注目したいところ。
ポンドドルは短期の金利も上昇し、しっかりしている。
従って、全体を見ると、
クロス円の買いということになっている。
ただ、米長期金利が下げ続けることも無いはずだ。
どこかで、また上昇に転じるだろう。
その時、ユーロドルはまた下げるのだろうか。
ユーロドルは反転しそうに見えるが、
決めつけるのも危険に思われる。