米国のインフレ率は概ね予想通り。恒大の債務危機が拡大し、中国の不動産株の低下につながりました。
DXYインデックスは1年ぶり高値から下落し、
現在94.06で取引されています。
米国のインフレ率が先月、
予想通り堅調かつ概ね上昇したことを示した、
最新のデータの影響を受けています。
消費者物価指数は予想0.3%に対し、
前月比0.4%上昇。
前年同月比では先月の5.3%に対して、
5.4%に加速しました。
食料とエネルギーを除いたコアCPIは、
8月の0.1%から前月比0.2%上昇となりました。
中国では、不動産大手の恒大集団(エバーグランデ)の債務危機が拡大し、
本日、中国不動産の株が下落しました。
同社は3000億ドル以上の債務を負っており、
280を超える都市で1,300の不動産プロジェクトを行っています。
今週、3度目の社債利払いを見送ったばかりで、
投資家の間で懸念が生じました。
これまでのところ、資金を調達するために
いくつかの資産を売却することができましたが、
進展は限定的でしかありません。
USDCNYは0.17%増加し、
プレス時に6.4388で取引されています。