午後4時（日本時間3日午前5時）の相互関税発表待ち

トランプ政権は相互関税を発表する。
どのような内容になるのか、その結果待ち。

ワシントンポスト紙が報じたところでは、
一律に20％関税という厳しい内容に
なっている。しかし、輸出業者が関税を
反映できないのは、マーケットシェアを
失うことを恐れてのことだ。世界一律に
関税がかかる場合、相手も同じ条件なので
躊躇なく関税分を価格転嫁できるのでは
ないだろうか。その場合、米国内の
インフレ率は強烈に高くなり、
不満がトランプ政権に向かう可能性もある。

とにかく、関税待ち。内容如何で今後の
マーケットが決まりそう。
トランプ政権の性格を考えると、
最初に高めの球を投げておいて、
後で交渉により税率が下がるのでは
ないだろうか。その場合、最終的には

小さな税率になる可能性はあるが、
最初のマーケットインパクトは大きくなる。

高めの球が来るのだとすると、
最初の反応はリスクオフだろうか。
そのため、ドル円が下げてきている。
しかし、最終的には結果次第、
発表を待ちたい。