エネルギー価格と債務上限問題で、少し緊張緩和
ロシア、プーチン大統領が
天然ガスの供給を欧州に増やすと表明したこと、
債務上限問題に関して共和党リーダーマコネル氏が
2ヶ月の延長を提示したことで
マーケットはやや緊張緩和に向かっている。
株価はリバウンドし、クロス円が上昇した。
しかしながら、
いずれの解決方法も根本的なものではない。
この先、まだまだ障害はあるだろう。
マーケット的には明日の雇用統計が焦点。
相当悪い数字でなければ11月からのテーパリングは決まっている。
よって、過度に反応する必要はない。
数字を確認して、リスクオン的な反応となれば
ドル円は堅調に推移するだろう。
中国と関係の深い欧州の経済指標が悪くなってきている。
次はこのあたりがテーマになりそうだ。
ユーロドルが1.15を割り込めば、
下げは深くなりそう。