関税リスクが和らぎドル円反発も、多くは様子見
トランプ大統領は「関税で多くの国に
猶予を与えるだろう」と発言。
過激な関税政策に対する懸念が
和らいだことで、昨日の海外市場は
リスクオンとなり、株価は上昇し、
ドル円は151円近辺まで上昇した。
おそらく、シカゴIMMに積み上がった
円ロングポジションの一部も（ドル）
買い戻しを迫られたであろう。
4月2日に関税発表を控え、
傾いたポジションは縮小され、
多くのプレーヤーは様子見姿勢だろう。
本邦機関投資家も、昨日は大きめの
買いが出たとは言われているが、
年度末が近く、活発に
ディーリングすることはないだろう。
月末リバランスに関しては、米国株が
売り込まれたことから、ドル買いが
想定されるが、これはその時にならないと
分からない。4月2日待ちとなり、
主体性のないマーケットとなりそうだ。
