ベッセント発言でドル円下落進む
本日は米雇用統計。今週は
円高が進んだので、ポジション調整
(買っていた円を売る動き)が進行中。
ベッセント米財務長官は、
昨日ブルームバーグとのインタビュー
において「強いドル政策を支持」と
発言したが、その発言でドルは
全く上昇せず、むしろドル円の売りが
加速した。「強いドル」は単なる
マントラで意味がないことは、
市場もよく理解している。
ベッセント長官が「望ましくないのは、
他国が自国通貨を切り下げて貿易を
操作することです」と発言し、
その理由として、
為替レートの水準、貿易制限、
何らかの金利抑制政策を挙げた。
中国のように名指しされたわけ
ではないが、金利を意図的に抑制し、
通貨安を誘導していると指定される
可能性もあり、ドル円は151円割れを
本日示現した。
しかし、日本は友好国なので、
当初は日本に対するプレッシャーは
高くないかもしれない。
もし円ロングで利益が出ているならば、
利食い場かもしれない。