田村審議委員「2025年度後半に1%」
タカ派で知られる田村審議委員が
長野で講演を行い、「2025年度後半に
少なくとも1%」等、タカ派的発言に
ドル円は一時151.82円前後まで
下落した。しかし、タカ派の委員が
タカ派発言しただけとも言え、
その後の会見では「中立金利は1%と
決め打ちしているわけではない」との
発言もあったことから、ドル円は反発した。
また、先程、英中銀は4.5%へと
政策金利を引き下げた。二人の委員が
0.5%利下げを主張したことも想定内
とはいえ、トランプ関税戦争による
世界経済鈍化懸念もあり、ポンドは
このところの上昇を打ち消すかのように
下落した。
明日は米雇用統計。弱い数字が出れば、
米長期金利は更に低下する可能性もあり、
日米首脳会談で円安牽制発言を
トランプ氏が行う可能性もあり、しばらく
円高リスクに注意したい。