恒大集団懸念からの売りは一服
中国恒大集団破綻懸念から、
昨日はリスクオフ相場となったが、
終値近辺から米国株等は反発を開始し、
香港ハンセン指数は少し反発し、
日経平均も3万円台を回復。
しかしながら、多くは何らかの形で
中国政府が恒大集団を救済するとの「憶測」から買い戻している。
もし、中国政府が何もせず、
IT企業を糾弾したように、
大手ディベロッパーを非難すれば、
さらなるリスクオフ局面もありうるところ。
明日はFOMCがある。
はっきりとテーパリングを
次の会合でスタートさせる旨が声明文にあったり、
ドット・プロットがタカ派シフトすれば、
ドルは買い戻され、
市場全体リスクオフとなろう。
安心するのはまだ早そうだ。