中国恒大(エバーグランデ)への懸念によりオフショア人民元は低下。世界中の株式に影響を与える可能性があります。
オフショア人民元(CNH)は対米ドルで-0.17%弱まり、
ここ1か月で最低水準に落ち込みました。
投資家は、不動産開発業者のエバーグランデの債務不履行の問題について心配しています。
ウォール街の投資家にとって、
エバーグランデは中国版リーマン・モーメントのように感じます。
その結果、中国株の一連の売却が一夜にして起こりました。
S&P500は1.7%下落し、
5月以来の最悪の取引日となりました。
中国で最大の不動産開発業者の1つであるエバーグランデは、
近頃、深刻な資金繰り危機を抱えていると報告されています。
今月の株式提出で、エバーグランデは、
「グループがその財政上の義務を果たすことができるという保証はない」と述べました。
中国の規制当局も月曜日に、
同社の倒産は適切に安定化しなければ、
より広範な金融システムリスクを引き起こす可能性があると警告しました。
西側では、FRBが今週会合を開きます。
スウェーデン、イングランド、ノルウェーの中央銀行も今週、
政策会議を開く予定です。