米金利上昇、消費者物価指数の影響消える
米8月消費者物価指数、
コアの数字が予想より低く、
米長期金利は急低下したが、戻してきている。
米国株は、「恐怖の9月」だが、
これまでのところ大きな下落とはなっていない。
中国恒大集団が事実上破綻が避けられない情勢だが、
米株の反応は軽微だ。
そこが違和感のあるところだが、
恒大集団のマーケットに及ぼす影響は
少し長めのものなのだろう。
米金利の上昇、
そしてドイツ総選挙で与党CDU敗北観測もあり、
ユーロが売られているが、
欧州の金融環境が
直ぐに引き締め方向に行くことはなさそうなので、
ユーロドルのダウンサイドリスクは
意外に高いのかもしれない。