米雇用統計は、 NFP25.6万人(予想16.0万人)、 失業率4.1%(予想4.2%)と 非常に強い内容。米金利は上昇し、 株価が急落したことで、 「リスクオフ」マーケットとなり、 ドル高円高となった。
特に、このところ30年金利が 1990年代以来の高さとなっている 英ポンドは続落し、ポンド円は 190円割れ寸前まで来ている。
ポンドの反応は 少し行き過ぎに感じられるが、 これからトランプ政権を迎え、 市場が過剰な財政支出、 インフレ上昇を警戒することは やむを得ないところ。今しばらくは、 金利上昇とドル上昇が 共存する状況となりそうだ。