フランス格下げはノーイベント
フランスがムーディーズにより
1ノッチ格下げされ、東京市場
オープン前にユーロ円が売られたが、
インパクトは限定的であった。
ユーロ円の高値は162円まで、
あともう少しという161.99円まで。
ドル円も153.97円まで上昇した。
連日のように「日銀利上げなし」
との観測報道が流れ、円ロングに賭けた
海外ヘッジファンド勢の損切りにより
ドル円は堅調。FOMCでは
0.25%の利下げが予想されるが、
利下げペースを落とすという表明が
パウエル議長からある
との観測が流れている。
ドットチャートが9月対比かなり
上方シフトするようであれば、ドル円は
なかなか下がらなくなってくるだろう。
ドル円はじり高だろうか。
一方のユーロドルは満期の近い
オプションがかなりあるので、
どこにも行かない。しかし、
それもFOMC直前には消えるので、
その頃には下方向に抜けるかもしれない。