ブルームバーグ報道に円乱高下
米CPI発表前だが、ブルームバーグが
「日銀は利上げ急がず、今月見送りでも
物価加速リスク小さい-関係者」
と報じると、ドル円は瞬間151.00円へ
急落後、152.80円へと急騰した。
瞬間151.00円へと下落したのは、
一部の政策委員は12月会合で利上げが
提案された場合、反対しない方針との
一文もあったためか。
報道全体ではインフレ上昇のリスクは
小さいと読めるので、来週の
日銀政策決定会合では利上げなしと
なる可能性が高そうだ。せっかく円が
もう少し上昇しそうだったが、先週の
時事やMNI報道と繰り返されると、
利上げ機運は消えたように見える。
今後は、CPIの結果次第か。徐々に
驚くような予想から大幅に離れた数字が
発表されるリスクは小さい。
140-160円レンジの後、やはり160円を
突破しさらなる円安となるのかもしれない。