リスクオフの円買いが進む
これまでトランプトレードで
積み上がったポジションの利食いが
入っている。特に、米財務長官に
ベッセント氏が決まったことで、
財政拡大から米長期金利上昇への
懸念が和らぎ、むしろ財政タカ派である
ベッセント氏が財務長官であれば
米長期金利が下がるとの思惑もあり、
米金利低下=ドル売りとなっている。
もちろん、感謝祭前という特殊な
時期であることも要因の一つ。
明日の感謝祭は市場が極端に
流動性を失う。
長期休暇を取るプレーヤーも多く、
ポジション調整は進みやすい。
多くのプレーヤーの視点は、
感謝祭後に移っているだろう。
引き続きトランプトレードなのか、
それともベッセントトレードなのか。
早くもカナダとメキシコに対する
関税の話が出てきた。
日本人のポジションが未だ残っている
メキシコペソは狙われやすい。
7円割れの可能性もありそうだ。